住宅公庫の構造による住宅ローンはどういうメリットがあるか。?確実な低金利?長期固定融資?誰でも借りやすい?住宅の品質確保低所得者層が住宅を買うことができるようにというのが住宅公庫の理念のひとつであるから、金利が高水準であっては借りにくい。金利情勢がどうであろうと、住宅公庫の金利は上限五・五%までとなっている。むろん、金利が下がっていれば、住宅公庫の金利も下げられる。同じ意味で、長期固定金利であることは、個人のサラリーマンなどには返済計画が立てやすい。長期返済だから、月々の返済負担も軽く、生活の中で余裕を持って返済できるようにローンを組みやすい。一部の民間金融機関でも、長期固定ローンを扱うようになっているが、現在は銀行にとって借り手不在の金融不況にある。その中にあって、安全確実な住宅ローンは各銀行にとってのドル箱になりつつある。多少無理をしても、顧客の獲得を優先したいという銀行が出てきても当然だろう。無理をしてもというのは、銀行は本質的に長期固定ローンの融資はできないからだ。銀行は資金調達を市場からの資金に頼っている。市場資金というのは金利が常に変動する。彼らにとってお金も商品であって、安く仕入れて高く貸し付けることができればいいが、その逆になってしまっては民間企業である銀行経営は赤字になってしまう。
70年代半ばに入るとシーズンプロモーションは、キャッチコピー、キャンペーンモデル、バックに流れるテーマソングの3点セットが定番となる。資生堂の76年秋の「ゆれる、まなざし」(モデルは真行寺君枝、歌は小椋佳)、79年夏の「ナツコの夏」(モデル小野みゆき、歌ツイスト)、86年春の「色・ホワイトブレンド」(モデル・歌ともに中山美穂)。カネボウの78年夏の「Mr.サマータイム」(モデル服部まこ、歌サーカス)、82年夏の「赤道小町ドキッ」(モデル夏小町、歌山下久美子)……。こう書き連ねただけで、CMやメロディが思い浮かぶという人も多いに違いない。それほど視聴者への刷り込みは強烈だった。シーズンプロモーションで使われた曲は大ヒットが約束されていた。この3点セットによる宣伝合戦には、資生堂とカネボウの2社を中心に他社も参戦し、毎回派手なキャンペーンが展開された。「次のシーズンは誰が、どんな歌が起用されるのか」は、いつも注目の的だった。しかし、その勢いも80年代前半まで。
結納は、ユイノモノからきた語であった。ユイノモノとは二つの家が結合するという意味の結(ユイ)に用いる品物のことであった。古くはこれを「納采」と記していた。納采は中国の『礼記』を出典としており、日本では、『日本書紀』履中天皇条に初見がある。履中天皇が皇太子のとき、たまたま出会った「羽田矢代宿禰之女黒媛」を好きになった。彼女を妃に迎えようとして、「納采」を行ったと記されている。納采にルビが付され「アタフルコト」とあることから、男性は当時からすでにいろいろな品物を相手の女性に与えたことになる。その贈答品の基本は酒と肴であった。柳田国男は、結納とはこのような酒と肴で両者が集まって共同飲食し、二つの家同士が姻戚関係を結んだことを意味するという。この場合、婿になる男が酒と肴を嫁方に持参するのが原初的なタイプであった。したがって、結納は婿入り婚に相当するという考え方もある。
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